50代男性は恋愛において最強である
50代の男性は、他のどの世代に比べても、圧倒的にモテる世代である。そもそも、恋愛とは何かというと、異性に何かを与え何かを得ることだ。交換条件の中身に納得いけば、男と女が交際することになる。つまりは、そこにはトレードオフの関係が成立しているということだ。つまり、性的快感と交換で、生活の安定や、金、権力といったものを交換して、ある意味、恋愛は成り立っているのである。(内田游雲)
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトは、恋愛をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」や運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
50代の男性は、他のどの世代に比べても、圧倒的にモテる世代である。
相手の女性の年齢に関係なく、50代の男性はとにかく非常にモテるのだ。50代過ぎの男性は、恋愛において最強といってもいい世代といっていい。
モテるのは恋愛が交換だから
なぜ、50代の男性がモテるのかは、それは、恋愛の本質的な部分を理解するとよくわかる。
そもそも、恋愛とは何かというと、異性に何かを与え何かを得ることだ。
こうした表現をすると身も蓋もないのだが、恋愛とはありていに言ってしまえば交換条件だからだ。
その交換条件の中身に納得いけば、男と女が交際することになる。
つまりは、そこにはトレードオフの関係が成立しているということだ。
表向きは、「好き」とか「嫌い」といった言葉で表現しているが、深層意識の中では、こうしたさまざまな計算が働いているのも事実である。
つまり、性的快感と交換で、生活の安定や、お金、権力といったものを交換して、ある意味、恋愛は成り立っているのである。
だから、中年おじさん、というハンディはあるが、50代男性の総合的な恋愛における価値は非常に高く、女性にとって同世代や年下男性性にはない安心感とラグジュアリー感を得られる存在となるのが50代の男性なのである。
50代の男性はなぜ魅力的か
では、中年おじさんでありながら、なぜ、50代の男性が恋愛対象として好まれるのだろうか?
これには、2つ理由がある。
(1)同世代や年下男性性ではできない、ラグジュアリー感、セレブ感を味わえる
例えば、レストランに食事にいくとしても、50代過ぎ男性の場合には、ファミレスなどには行かない。
デートの時にはなおさらだ。
もちろん交際期間が長くなると、ファミレスやファーストフード店を利用することもあるが、それでも、ほとんどが本格フレンチや、料亭などの和食店などを利用する。
(2)父親のように接しやすいから
じつは女性の多くはファザコン的な気質を抱えている。
これには、2つのパターンがあって、父親の愛に恵まれて育った女性は、理想の男性像を父親に重ねていることがあげられる。
また、残念ながら父親の愛に恵まれなった女性の場合には、庇護者としての父親役を求める場合もある。
いずれにしても、想像以上に多くの女性がファザコン的気質を持っているものなのだ。
その結果として、父親像が重なる50代男性は、女性にとってとても魅力的に感じるのである。
男性が女性に提供するもの
先程も述べたように、恋愛というものは、トレードオフの一形態と考えることができる。
では、まず、50代の男性が、相手の女性に与えているものは何かというと、最初に挙げられるのは「金」だ。
まったくもって、身も蓋も無い話なのだが、例えば統計によれば、ビジネスマンの給与のピークは50代前半である。
つまり、50代の男性は、可処分所得が人生のなかで最も高く、女性を喜ばせるために使える額も他の世代より増えるのである。
実際に、デートや食事などの恋愛コストは決して安くはないのだから、資金が豊富な人ほどモテるようになるのは想像に難くない。
当然のことながら、年収が上がれば、スーツや鞄、靴も自然と上質なものになっていくだろう。
やはり、モテる条件に「お金」がかなり多くのウエートを占めているのだ。
だから、男性がモテたかったら、とにかくお金を稼げるようになればいい。
下手な恋愛マニュアルに頼るより確実に成果につながることになる。
50代の金だけじゃない魅力
また、50代の男性は「金」以外にも、大きな魅力も備え、それを女性に提供している。
例えば、企業内での地位が高ければ、リーダーシップや包容力、気配り力が高く、自信に満ちていて、サービス精神があるだろう。
さらに、人生での色々な場面での経験は、相手の女性の悩み相談に乗ることもできるし、その経験や人脈などを使って、問題を解決することすら難しくない。
そう考えると、50代の男性は、女性の恋愛対象としてもとても魅力的な存在なのだ。
ただし、50代過ぎの男性なら、誰でもモテるわけではない。
これまでの人生で、前向きに取り組んできた人だけがモテるのだ。
それがつまり、収入や経験値といった魅力につながっているということである。
50代のモテる姿とは、風格とか品格といったものである。
こうしたものは、それまで歩んできた人生によってもたらされる。
だから、何もせずに50代になったからいきなりモテたいと思っても、残念ながら、それは無理な話なのである。
ただ、なんとなく人生を歩んできた人は、そういった魅力がない。
しっかりと前向きに努力し精進を重ねた来たからこそ、そのご褒美として、50代過ぎになって恋愛対象としての魅力が生まれるのである。
そこまでに人生で、どのように努力をして、どのような経験値を積み上げてきたかが、50代過ぎの男性がモテるポイントなのだ。
未婚と既婚どちらがモテるか
さて、最後に、同じ50代の男性で、未婚者と既婚者、どちらがモテるかという問題だ。
これは完全に既婚者に軍配が上がる。
それは、なぜかというと、50代の未婚男性の目的が結婚だった場合、女性は十数歳年上の男性側に介護が必要になる状況を頭に思い浮かべることになる。
相手に潤沢な蓄えがあるなら別だが、女性はそうした重荷を負うより、金回りのいい既婚男性性と不倫を楽しんだほうがいいからだ。
さらに、50代既婚男性との恋愛の場合、相手の女性を束縛しようとは思わない。
若い彼氏ができたら、邪魔をすることもしないだろう。
さっと身を引く分別を持っている。
こうした懐の深さも、女性にとって魅力的に写るものだ。
このように、恋愛においては、50代過ぎの男性、なかでも50代の既婚男性は、恋愛において最強ということが言えるのである。