相手の心を一瞬で掴む会話術

相手を惚れさせる会話術

中年も50歳を過ぎたら、どんなイケメンであっても、老齢化が進んできて、顔にはシワが増え、お腹もたるんでしまい、もはや顔や体で勝負することはできなくなる。これは、どうにも仕方がないことだ。

しかし、イケメンじゃなくても、50歳過ぎの中年オヤジであってもモテる方法がある。それが、話し方だ。飲み会などでモテたいと思うのであれば、こうした話し方を研究して、相手に興味を持つ、相手を認める、ということを意識しながら会話をすることだ。

あなたも覚えがあるかもしれないが、いつも女性が側にいる中年過ぎの男性。飲み会などでやたらとモテている中年過ぎの男性。そして、すぐに相手と打ち解けて、いい感じの雰囲気になっている中年過ぎの男性。こうした人たちがいるのも事実だ。

このように一瞬で相手の心に入り込むコミュニケーションができる中年男性は、いわゆる相談され上手な人、つまり「聞き上手」だと言われる。

人の心を掴み、周囲に好かれる「聞き上手」な人は、よく観察してみると、ある一定の流れで会話を進めていることが多い。


なかなか大変そうに思える「聞き上手」は、決して難しいものではなく、その会話術は、分析してみれば、「5つのステップ」を意識するだけで自然に作り出すことができることに気づく。逆に言えば、そのポイントだけ知っておけば、今すぐ会話上手の男性になれるということだ。

ここでは、この、話していて相手が気持ちいいと思える、心地がいいと思う、心を開きやすくなる会話術の具体的なテクニックを順番に説明する。

「質問」する

まず、会話の最初は、自分の話ばかりをするのではなく、相手に質問をなげかけることを意識する。相手の女性が、どのような話をするのか、またどのような考え方をする人なのかを聞きだす。

この時に、最初からあまり根掘り葉掘り聞くと、かえって引かれてしまうので、最初は、趣味や好きなことなどを聞きながら、だんだん深く掘り下げていく。

「傾聴」する

次に、注意をしておくことが、質問をしたら、ちゃんと相手の話を最後まで聞くことだ。話が終わらないうちに、絶対に口を挟まないこと。

よくいある例が、自分から質問したくせに、途中で自分の話や思ったことを、相手が話しているのを遮って意見する人。これ、100%嫌われる。とにかく、言葉の最後までしっかりと聞くことだ。

また、うなずきを大きくしたりして相手に対して

「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」
という姿勢をとることも忘れないようにする。

「共感」で心の扉を開く

次に、相手の話に自分も「共感」していることを伝える。

相手が話してくれたことに対して最初から相手に対して否定的な態度をとってしまうと、相手は心を閉ざしてしまいう。たとえ、「それは違うと思う・・・」と思っても、まずは相手の話を聞いて共感をして、心の扉を開いてもらうことを目指す。

相手を認める「承認」

そして次は「承認」。
ちゃんと相手を認めてることは、とても大切なポイントになる。

この流れをできるようになれば、会話をしている相手からは「なんだか一緒にいてすごく居心地がいい人だな」「話しやすい人かも」と思ってもらえる存在になることができる。

でも、これだけではただの「いい人」で終わってしまう可能性が高い。相手の心をつかむために、もう一つ忘れてはいけないことがある。

相手の魅力を「発見」する

相手の印象に残る人になるために必要なこと、それは「発見」である。
でも、美人の女性を見て「綺麗ですね~」と言うのは発見ではない。知られざる相手のいいところを発見する、「発見力」が必要になる。

その人がいつも当たり前にやっていることや、自分自身も気付いていないこと、あなただけが見つけた相手の素敵なところを褒めてあげることができれば、

「この人はこんなふうに自分のことを思ってくれたんだ。
 他の人とはちょっと違うかもしれない」
そう相手の心に残る人になることができる。

女性というのは、自分の容姿の何処かに特徴を見つけて、密かに自負しているものだ。だから、その自負していそうな点を発見して、そこを褒める。

これは、会話の際に観察していればなんとなく感じることができる。よくわからなければ、目とか耳とかのそれぞれのパーツを褒めてみればいい。

本来、女性の美醜というものは、全体のバランスによって成り立っているので、個々のパーツに関しては、美の基準が曖昧になるので、どんなに褒めても嫌味にならないものだからだ。

道化師は王子様にはなれない

ここまでをまとめてみると、男性が女性の心を掴む会話に必要な「5つのステップ」は、「質問」「傾聴」「共感」「承認」「発見」の5つだということだ。

注意してほしいのが、コミュニケーションが上手で人の心を掴める男性は、自分から盛り上げて面白い話をしているわけではない。道化師は、面白がられて楽しんでもらえるが、王子様には絶対になれないものだ。

相手から信頼される、心に残る受け答えをしているからこそ印象に残る。

飲み会などでモテたいと思うのであれば、会話上手を目指すのではなく、この5つのステップを参考にして、話を聞いて相手に興味を持つ、相手を認める、ということを意識しながら会話をすることだ。

これを実践しているうちに、あなたは相手の心を掴んでいることに気づくようになる。

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