男は野獣紳士を目指せ

女性は優しい男が好きな生き物だ。中でも、さりげない優しさが大好物である。しかし、紳士的な態度を取っているにもかかわらず、女性をゲットできる男とできない男に分かれてしまうのが現実だ。なぜなら優しさを間違っているからである。女性が本当に求めているのは、普段は優しくデートの時もスマートにエスコートしてくれて、でも、いざとなったら猛々しくガブっと襲い掛かってくれる野獣性を秘めた紳士なのである。（内田游雲）

優しさを勘違いしていないか

女性は優しい男が好きな生き物だ。中でも、さりげない優しさが大好物である。

これ見よがしな恩着せがましい親切はむしろ不快に感じる場合が多いので、そこだけは注意が必要だが、基本的に、「女性には優しく」を心がけておくだけで、思わぬチャンスが巡ってきたりするものだ。

だから、普段から紳士的な態度で女性と接している人も、これを読んでいる人には多くいると思う。この考え方は、基本的には間違っていない。

しかし、紳士的な態度を取っているにもかかわらず、女性をゲットできる男とできない男に分かれてしまうのが現実だ。

これはどこに原因があるかと言えば、優しさを間違っているからである。

優しさの裏に野獣性を秘める

その一番の理由は、
「女性は、男性に聖人君子を求めてはいない」
こういうことだ。
ここを勘違いしてしまうので、優しくしても報われないのだ。

注意しておかなければならないのは、優しいだけの男ではダメだということだ。女性が本当に求めているのは、普段は優しくデートの時もスマートにエスコートしてくれて、でも、いざとなったら猛々しくガブっと襲い掛かってくれる野獣性を秘めた紳士なのである。

だから、優しいだけの男は、女性にとって魅力的に見えないのである。

大事なことは、この野獣性を秘めるという部分である。
では、何を秘めるかと言えば、これはもう下心である(笑）。そもそも、秘めるから、下心と言うのだ。秘めなかったら上心だ。
これをはっきりと言えば、女性が大好物なのは、「さりげない下心を秘めた優しさ」だということになる。

つまり、男性側からすれば、たとえ紳士的な態度を取って接していたとしても、自分のことを性的な対象としてみてくれていると、さりげなく女性に意識させることが大事になる。

自分だけに優しい男に落ちる

女性は優しい男が好きな生き物だが、さらにもっと深堀して言うならば、女性とは、本来独性欲の強い生き物なので、八方美人的な優しさよりも、自分だけに優しくしてくれる男が一番好きだ。

つまり、さりげなく下心を秘めた優しさの中に、
「君は僕にとって特別な存在だ」
という感覚を秘めると、さらに効果が高くなっていくということである。

「もしかして私に気があるの？
私を抱きたいのかな？
それともただ誰にでもやさしいだけ？
どっちなの？」
　
相手の女性を、そんな気分にさせれば、もう落ちたも同然である。あとは、頃合いを見計らって、ストレートに口説くだけだ。

ここはもう、一気に行けばいい。
あとはひたすら押しまくるだけだ。