若い年下女性との会話で注意すること

自分をおじさんと自称しない

50歳を過ぎた男性は、じつは恋愛において最強の世代である。これは間違いない。しかし、だからといって、誰もがモテるわけではない。なかでも、年下の女性に対しては、その対応を注意しなければ、ただの「優しいおじさん」で終わりかねない。

まず、若い世代の女性に対してもっとも注意すべきことは、自分を「おじさん」と自称することだ。例えば、20代の女性とレストランでディナーデートしたとする。そこでの会話で、「おじさんはね〜」なんて会話を切り出したらもうアウトだ。

ただでさえ相手の女性は娘でもおかしくない年頃なのだから、たちまち「男女の関係」から「(疑似)親子の関係」へと、すなわち「頼りがいのある相談対象」、もっと平たく言えば「カモの対象」へと成り果ててしまうことになる。それで満足であれば、いいのだが、やはり、サシ飲みやディナーデートをする以上、目的は「男女の関係」のはずだ。

もちろん、若い女性に対して「一緒に食事してくれればそれで十分」と考えているなら、それはそれで良いのだが、少なくとも恋愛関係になりたい、一緒にベッドに入りたいと思うならば、この言葉は絶対に言ってはいけない。

食い逃げされたくない

女性というものは、年令に関係なくしたたかな生き物で、基本的に「食い逃げ」したいと思っている。一緒に食事に行っても、なるべく何もなく美味しいものを食べて、はい、さようならとしたい。

女性側は「食い逃げ」したい
男性側は「食い逃げされたくない」

レストランでデートするときは、こういた無言のせめぎあいが水面下で行われる。


もちろん、埋めようのない大きな年齢の差を、自虐ネタで誤魔化したくなる心情は充分に理解できるのだが、「オスとしての肉体的な衰え」をみずから認めるような「おじさん」という自称は、若い女性の前では決して使ってはならない一番の禁句なのだ。それでは、みすみす、「食い逃げ」される口実を与えるようなものだ。

まずは、こうしたことを理解して上で、常に「男と女の関係」という伏線を引くことを忘れないようにすることである。

常に男と女を意識させる

「男と女の関係」を意識させるためには、食事に誘うときも、恋愛感情を全面に出す、つまり、「あなたが好き」だから誘うのだということを、しっかりと最初から意志表示することだ。

しかし、男と女を意識させるといっても、下ネタは避けるべきだ。

「軽い下ネタで女子の欲情を煽る」
「下ネタを学術的に語り、理詰めでラブホに誘う」

なんてことが、どこぞの恋愛講座などで言われていたりするが、中年過ぎの男性が若い女性との会話で下ネタを入れてしまっては、ただキモいだけだ。

そもそも、中年以上のおっさんの下ネタほど生々しくて、気持ち悪いモノはない。顔にや全身にたぎっている脂と加齢臭と余裕ぶった笑みが、もう笑えないほど、リアルなエロオヤジ感をもたらしてしまうものだからだ。相手が40代あたりの女性であればまだしも、若い女性であれば、ドン引きされること請け合いである。

「男と女の関係」を意識させるとは、恋愛感情を感じさせる位にとどめておく事が重要だ。爽やかな恋愛感情と頼れる感が若い世代との会話のコツなのである。

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