本能的衝動に関する記事一覧 – 50歳からの男と女の話

女性の究極的口説き方

恋愛における男性の価値とは、苦痛からの開放と快楽の提供という２つである。人間の感じる苦と快は決して無くなることは無いのだから、人間の本質さえ理解できれば、常に価値を構築し提供し続けることが可能になり、どんな相手でも落とせるようになっていく。

多くの女性がミステリアスな男性に惹かれる傾向がある。何を考えているんだろうという戸惑いや不安が、「もっと知りたい」という欲求に変化し、それが恋心を作り出していく。恋愛の駆け引きとは、この「知りたい」欲求を、チラ見せで相手を引き込んでいくことだ。

女性は長が付く男に弱い。どんなちっぽけな権力であっても女性は惹きつけられていく。女性が権力に弱い理由は、権力によって欲求がかなえられるからだ。だからモテたければ起業することっである。たとえ一人だけの会社であっても、そんなことは知る由もない。

男は、より多くの遺伝子を残したいという本能的衝動を持ち、女は、より優秀な遺伝子を残したいという本能的衝動を持っている。基本的に男は浮気をするし、女は優秀なオスがいたら心変わりをするのだ。こうして男と女の関係は複雑怪奇なものになっていく。

太古の昔、人間は弱い動物だった。もちろん現代社会では一人でいても生命の危険にさらされることはあまりない。そんな中でも孤独になると、誰かと一緒にいたいという衝動に駆られる。これが誰かに愛されたいとなるし、誰かに守ってほしいという願望になっていく。

女性は、「女らしく」とか「女のくせに」などといった、男尊女卑的な価値観の社会の中で、常に下にいることを義務付けられ、女性としての存在意義そのものが傷つけられ心に傷を負っていることが多い。つまり女性としての存在意義そのものが傷つけられているのだ。

50歳を過ぎた恋愛は、落ち着いた円熟したものである。どれだけ落ち着いて恋愛できるかが50歳を過ぎた恋愛の基本といっていい。恋愛の目的の一つは相手を人間として成長させていくことにある。こうしたことが50歳を過ぎた恋愛の本質的な目的になる。

人の魅力ということを深く考えてみれば、何かを与える、もしくは、苦痛からの解放が「価値」となり、それが人を惹きつけ魅力を生じさせていることに気づく。相手に物や金を与えることは、結果的にその相手を、あなたに惹きつける力を生じさせているということだ。

どんな美人で清楚な感じの女性であっても、男の想像を絶する本能的な妄想で頭がいっぱいになっているものだ。生まれ持った体の仕組みとして、男より女の方が圧倒的に本能に突き動かされてしまう。どのような女性であっても、その衝動を我慢できるはずもない。

人間は、表面的には、いろいろな取り繕いをするが、「モテたい」という感情の底には、本能的な欲求に突き動かされる衝動がある。人類の歴史の中で、恋愛は巨大な影響をもたらしてきたのだ。だからこそ、惚れ薬に何千万でも何億でも出す人がいるのである。