肉食系オヤジがモテまくる時代

抱かれたい女性で溢れている

今の時代は、男より、女の方がセックスをしたいと思っている。それなのに、抱いてくれる男が周りにいなくて困りはてているのだ。

「婚活がたいへ~ん」なんて言っているけれど、女性にとって本当に切実なのは、今の欲求を解消してくれるパートナーがいないことなのだ。

はっきり言って、女性は男よりエロい生き物である。そして、男より過激で、さらに淫らだ。それが女性という生き物なのだ。そこに、妙な幻想を抱かないほうがいい。ことセックスに関しては、女性の方が貪欲である。

むちゃくちゃ抱かれたいのに、抱いてくれる男がいなくて困っている女と、本当は女を抱きたいのに、「どうせ俺なんか」と腰が引けている男たち。これが、今の日本の現状だ。

なんて嘆かわしい!

そりゃあ少子化にもなるわいな。
今やセックスしたがっているのは、男ではなく女の方なのだから。

バブルは男の弱肉強食の時代

若い男性との交流があまりないので実感がわかないのだが、今の日本は、見渡す限り草食系だと言われる。まさか、こんな中年オヤジが、絶対有利な時代が到来するなんて思ってもみなかった。もう本当に、草食系男子には感謝である。

私が30代前後のバブルの時代は、どの男も、どうしたら女性を口説いてヤれるかだけを考えていた。だから、みんなが無理して高級車をがんばって買った。普段の食事を抜いても車が必要だった時代だ。ボロアパートに住んでいても車はベンツがあたりまえ。


クリスマスイブの高級ホテルを目の玉が飛び出るような金額で半年以上前から予約。とりあえず、相手がいなくても予約だけは入れておくのだ。
そうしないと、いざという時に、どうにもならないからだ。

バブル時代の男は、こういった、涙ぐましいというか、むしろバカ丸出しで女性を全力で口説いた。
だから、昔は男はみんな肉食系だった。草食系男子なんて言っていたら、誰にも相手にされない時代だったのだ。

肉食系オヤジの天下が来た

しかし、世の中の若い男性のほとんどが草食系になった今、完全に肉食系オヤジの天下だ。50代を過ぎた中年オヤジには、バブル時代に鍛えた経験がある。バブルの頃は、いい女の周りには、最低でも10人以上のライバルが群がっていた。そして、それを勝ち抜くには、至難の業だった。

私たちの世代は、何故か楽器を弾ける人が多くいる。それは、モテる為に必要だったからだ。モテる為に、誰もがギターを練習した。女性に気に入られるためには、あらゆることを考え、とにかく全力で口説きまくったのだ。

ところが、今は、口説いてくれる男が周りにいなくて困っている女性だらけ。さらに、セックスレスで悶々としている人妻もゴッソリいる。だから、草食系男子なんかは、ライバルにもなりゃしない。鎧袖一触、蹴散らしていけるのだ。

今は、肉食系オヤジの天下である。酒池肉林がそこにある。
多少ルックスに難があっても、金が無くとも、旺盛な性欲と女性を悦ばせてあげようという奉仕の心さえあれば、女性が勝手に落ちる時代である。

とにかく、女性にとって、肉食男子が不足している。そして、多くの女性たちが口説かれるのを待っているのだ。

50代すぎのオヤジたちよ、しょぼくれている場合ではない。
抱かれたい女性たちが眼の前に待っているのだ。

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