女の成長を妨げるような愛し方はするな
恋愛関係の中で、相手の女性を人間として成長させることが、恋愛の一つの意義である。その為には、普段から、多くの専門的知識を得るようにする努力が必要だ。モテる為には努力が必要なのだ。女性が男性に好かれたいと美容に力を入れるのと同様に、男性は特に内面に力を入れていく。特に中年を過ぎた男性は、こうした部分で差をつけないと、若さには確実に負けることになる。(内田游雲)
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内田游雲(うちだ ゆううん)
ビジネスコンサルタント、経営思想家、占術家。静岡県静岡市に生まれる。中小企業経営者に向けてのコンサルティングやコーチングを専門に行っている。30年以上の会社経営と占術研究による経験に裏打ちされた実践的指導には定評がある。本サイトは、恋愛をテーマにしている。他にも、この世界の法則や社会の仕組みを理解しスモールビジネスの経営を考える「気の経営」や運をテーマにしたブログ「運の研究-洩天機-」を運営している。座右の銘は 、「木鶏」「千思万考」。世界の動きや変化を先取りする情報を提供する【気の経営(メルマガ編)】も発行中(無料)
「相手の成長を促すこと」
これが男性が恋愛において目指すところだ。
つまり、恋愛関係の中で、相手の女性を人間として成長させることが、恋愛の一つの目的となるということだ。お互いのエゴをぶつけ合うのではなく、相手を支え、包み込み、成長させる恋愛である。もし、自分が年上であるのならば、相手の人生の師となることだ。
ここができれば、どんな年の差があっても、恋愛関係に発展させることができる。
漫画「エースをねらえ」の恋愛
「男なら女の成長を妨げるような愛し方はするな。」
山本鈴美香さんの名作スポーツ漫画「エースをねらえ!」で、宗方コーチが岡ひろみを好きになった藤堂さんに言う名セリフだ。
そして、言われた藤堂さんが、後に言うセリフ
「恋をするには資格がいると思う。
相手を包み込むことができなければ傷つけるだけだろう。
人を包むにはその人以上の苦労に耐えなければならないだろう。」
作者は女性だ。しかも、この時24~5歳。まあ、途中から山本鈴美香さん、宗教家になっちゃって、ちょっとまってくれ~って感じなのだが・・・。
ただ、このセリフの底には、女性の奥深くに持っている願望が読み取れる。
「もっと教えて欲しい」
「もっと成長させてほしい」
これは、多くの女性が持つ根源的な願いなのだ。それを叶えることで、尊敬と恋愛感情を持つようになるのである。
先生と生徒の立ち位置から
だから、中年男性が若い世代を相手にする場合には、先生と生徒という立ち位置から入るのが一番簡単になる。なぜなら、人生の経験値が圧倒的に違うからだ。
大学教授は女子大生にモテる。これが一つのモデルとなる。ただし、教えるのは学問ではなくて、人生の生き方そのものだ。
相手の悩みを聞いて
「どのように考えればいいのか」
「どうようにすれば苦しみから抜けられるのか」
そして、
「どうすれば豊かになれるか」
こうしたことを教えていく。
人生の生き方を教え、悩みからの脱却方法を指導するのだ。もちろん、その為には、それなりの知識が必要になる。相手の年齢が上がってくると、相手もそれなりの知識を持っているから、それを超える世界が必要になっていく。
恋愛は楽してはできない
その為には、普段から、多くの専門的知識を得るようにする努力が必要になる。恋愛をしたければ、最低、次の項目についての勉強は欠かさないようにすることだ。
・お金の知識
・仕事の知識
・恋愛の知識
・ビジネスの知識
・人間関係の知識
・家族関係の知識
こうしたことについての深い造詣が必要になる。
「そんな!めんどくさいことなんか嫌だ!」
そう思うかも知れないが、モテる為には努力が必要なのである。
女性が男性に好かれたいと美容に力を入れるのと同様に、男性は特に内面に力を入れていく。特に中年を過ぎた男性は、こうした部分で差をつけないと、若さには確実に負けることになる。それも、圧倒的な差をつけることが必要だ。
だから、恋愛をするには弛まぬ努力が必要になる。恋愛には日々の努力が欠かせない。それが嫌だったら、二次元に埋没するか、ネットでエロ動画を見て生きていくしか無い。
参考までにだが、ぜひ少女漫画を読んでみることだ。
少女漫画には、女性が言われたいセリフが詰まっている。