恋愛の技術と戦略に関する記事一覧 – 50歳からの男と女の話

いい人になるな！ゲス男になれ！

「いい人」と言われるくらいなら、ゲス男になったほうがモテる。なぜなら「嫌われない」ことと「好かれる」ことはイコールではないからだ。好きという気持ちは、当事者でさえ説明がつかないもので、感情のバランスを崩した状態が「好き」ということだからだ。

どんなに金持ちであろうと、肩書きが凄かろうと、それだけでは女性にモテるようにはならない。相手のメリットを意識したコミュニケーションを取ることが必要である。「この男は違う！」そうピンとこなければ、あなたを欲しいという感情は湧き上がってこないのだ。

恋愛の本質とは、一言で言えば「価値と価値の交換」である。もう少し判り易く表現すれば、相手が、この人と一緒にいて楽しい、嬉しい、おもしろい。そして、一緒にいたい、ずーっと居たい、すごい！美味しい！気持ちいい etc... などと思う事だ。

女性にとって年上の男性はやはり魅力的に映る。しかし結構いい年なのに全然年下からモテない男性もいる。こういう男性は、年齢相応の振る舞いができていない。無理して若作りするよりも、よほど年齢相応のふるまいのほうが、素敵でかっこよく映るものだ。

出会いの瞬間から、見つめる時間をとることで、あなたの好意を印象づけ、気持ちを伝えることができる。女性と話す時に情熱的な目力があると、初対面でも好印象を残す事ができるものだ。言葉以外のテクニックとして重要なのが視線の使い方なのである。

恋愛において、あなたを受け入れてもらえるか否かは、別次元で判断されていることを最初に知っておく必要がある。別次元とは「感情」の部分だ。人は好感や親近感などの「感情」で心が動かされるものだからだ。「瞬間的な印象」で好きか嫌いかを決定しているのだ。

女性が抱かれてもいい男とは、まず清潔感があることだ。そして、紳士的であること。一緒に食事に行ったときに椅子を引いてあげるとか、とにかく女性が喜ぶことを意識的に行うことだ。この2つだけを意識するだけで、52％の女性が抱かれてもいいと思ってくれる。

50歳を過ぎたら恋愛に没頭するのではなく、経済面、精神面、仕事のスキルアップや大切な友人との時間など、自分の人生を充実させる余裕ある態度と気持ちのあり方が重要になる。気を付けないと見苦しい恋愛になりかねない。恋愛に対する距離感が必要になるのだ。

50歳を過ぎた恋愛は、落ち着いた円熟したものである。どれだけ落ち着いて恋愛できるかが50歳を過ぎた恋愛の基本といっていい。恋愛の目的の一つは相手を人間として成長させていくことにある。こうしたことが50歳を過ぎた恋愛の本質的な目的になる。

女性を口説くのに、一番大切なことは本気度だ。本気度さえ伝われば、必ず女性は折れる。落ちるまではいかなくても折れるのである。恋愛勝者になるには「何が何でもお前を俺の女にして見せる」という情熱であり、何があろうと決してくじけない心の強さなのである。