自信は恋愛から生まれる
一般的な動物は、繁殖期が終わると死んでいく。繁殖とは、生命のエネルギーそのものなのである。男性は誰であっても、年齢を重ねるとともに、自信がなく老いぼれて見える。それはなぜかというと、オスとしての自信が無くなってくるからだ。つまり男としての自己重要感が減ってくるのである。(内田游雲)
恋愛はもういいという男たち
男性は誰であっても、年齢を重ねるとともに、自信がなく老いぼれて見える。それはなぜかというと、オスとしての自信が無くなってくるからだ。つまり男としての自己重要感が減ってくるのである。
こうした男性が自信を取り戻す、もっとも手っ取り早いのは、恋人をつくることだ。なぜなら他人から「好き」と言ってもらうことが一番自分を好きになれる方法だからだ。
年齢が上がってくると恋愛はもういいという人が増えてくる。
50代の男性にアンケートを取ると、かなりの割合で、
「恋愛には興味が無くなった。」
「もうそんなことを考える年じゃない。」
こうした意見が多くなるものだ。
しかし、こうした男性は、外から見ると、例外なく老いぼれて自信がなさそうに見えるものだ。それはなぜかというと、男性としての自己重要感が減ってくるからだ。つまり雄としての自信が無くなってくるからに他ならない。
一般的な動物は、繁殖期が終わると死んでいく。繁殖とは、生命のエネルギーそのものなのである。だから、それを否定し始めたら、もう老いぼれになるということだ。あとは、死を待つだけになる。
そんな状態で、自己重要感が足りないから自信がなく見え、魅力もなくなり、モテもせず、金も稼げなくなる。
自己重要感を充足する方法
男性が自信を取り戻す、もっとも手っ取り早いのは、恋人をつくることだ。
自己肯定感を外から注入する方法はいくつかある。
宗教とか自己啓発セミナーとかがその代表だ。
しかし、これは、一時的な自己肯定であって、時間と共に消えていってしまう。
ところが、恋愛をして誰かと付き合うのは、もっとも本質的な自己重要感につながるのである。
彼女という存在は、あなたの悪いところもはっきり指摘してくれるし、それ以上に「あなたのここがいい」と言って、くっついたり甘えてくれたりする。そうすると、自分のいいところが自覚できたり、人を幸せにしてるという実感が持てるようになる。
これが最も自己重要感が上がる方法となる。
なぜなら人から「好き」と言ってもらうことが一番自分を好きになれる方法だからだ。これは、女性も全く同じで、異性から愛されることが最も自己重要感を充足するのである。
背筋を伸ばし姿勢をよくする
さらに、自信のない人に共通することが、姿勢の悪さである。まず、ここを最初に注意してほしい。
背筋を伸ばして、胸を開き、お臍の下の丹田を意識して力を入れる。
その状態で話をすると、堂々として声に力が入り、自信ありげに見えるものだ。
実際、姿勢に気をつけるだけで印象は大きく変わる。
自信がなさそうに見える人は、必要以上に自分を守ろうとして体を小さくし、前傾姿勢で見上げるように見ることが多い。
この姿勢は、必要以上に卑屈に、自信なさげに見せてしまうものだ。
女性は、「一生懸命自分自身を守ってる男」には絶対に惚れない。
そういう姿勢でいるから、モテなくなるのだ。
姿勢は、人のの印象を180度、変えてしまう。
姿勢を良くして、ちゃんと相手と体を開いて向き合う。
ただこれだけで、自信があるように見えて、関係性が大きく変わる。
自信があるから堂々としてるのではなくて、堂々としているから自信が出てくるのである。