50歳を過ぎた男性が恋愛対象にするべき年齢層

無理して若い女性を狙わない

よく50代の独身男性が、インタビューなどで、理想の相手を若いほうがいいという回答をしている。これは、じつはとてももったいないことで、50歳過ぎの男性が恋愛のターゲットにするのは、20代ではだめなのである。

特に20歳の前半から下はあまり狙うべきではない。それはなぜかというと、20代の女性からしてみれば、50代の男性は基本的に恋愛対象から外れやすい。もちろん、ファザコンの20代女性からならもてそうな気がするが、現実には、20代はまだ、恋愛に夢を持っているために、50歳過ぎの男性の魅力は伝わりにくいのである。

20代の女性がイメージする恋愛は、まず容姿が最初に来る。それ以外の経済力や包容力といった魅力に対する価値観は、低くなりがちなのだ。
ただし、女性も25歳をすぎると世の中の現実を知るようになり、経済力や包容力の魅力を理解するようになる。

だから、20代でも後半に向かうにつれて、狙いやすくなるのだ。

50歳過ぎの恋愛ターゲット

50歳過ぎの恋愛ターゲット

50歳を過ぎた男性が恋愛のターゲットとすべきなのは、やはり、30代からだ。それも、35~40代以降がもっとも、有望な世代である。

独身女性の30代も中盤を過ぎてくると、結婚に対する焦りが出てくる。結婚したいけど、結婚できないというジレンマに苛まれている。


35歳の独身女性か40歳までに結婚できる確率は5%と何かの調査であった。つまり、30代の独身女性は、やたら結婚に焦っているという状態である。

そうなると、たとえ50代の独身男性であっても、需要が多くある場所ということだ。ここを理解していれば、自ずとどの世代をターゲットにすべきかが理解できるはずだ。

恋愛には、マーケティング的な思考が大事になるのは、こういう点なのである。

35~40代以上が有力な理由

50歳を過ぎた男性にとって35~40代以上の女性は、経験もあり現実も知っている点において、とても有力な恋愛候補になる。

そもそも、男性は50代を過ぎてくると、肉体的な魅力はどんどん下がってくる。筋肉はおちてくるし、お腹もだぶついてくる。

性欲に関しては、それほど落ちないが、10代・20代のような盛りということはない。肉体的魅力が重視される10代・20代にとっては、50代の男性は魅力的な雄とは見てもらえない世代だ。

しかし、35~40代以上の女性は、人生において最も重要な事が、経済力とか人脈、経験などからくる包容力といったものであることを理解している。

そうなると、そこまでの人生において、多くの問題を経験している35~40代以上の女性にとっては、肉体的魅力より、経済力や精神的な安定感のほうが魅力を感じることになるだろう。

恋愛ターゲットを間違えている

さらに、35~40代以上の女性の最大の悩みは、将来に対しての不安だ。特に独身女性の場合には、とても大きな不安を抱えて日々暮らしている。だから、この相談に乗り、解決策を提供してくれるであろう50歳過ぎの男性の魅力はとても大きいのである。

結論として、50歳過ぎの男性の魅力が最も伝わるのが35~40代以上になるのだ。それを間違えて、若い女性かいいからと、10代・20代ばかりを狙うと、結局いつまでもうまくいかないことになる。


恋愛の相談を受ける時に、いつも思うのだが、まずこの年齢による需要をきちっと把握した上で、どうアプローチすればいいかを考えることだ。モテない、彼女がいないと嘆く人のほとんどが、相手の需要を考えて行動していない。だから、行動しても効率が悪く、恋愛がうまくいかないのだ。

特に50歳を過ぎた男性は、いい意味でも悪い意味でも考え方が固まってしまっているので、一度客観的に自分の立ち位置を見直してみることだ。

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