恋愛勝者になる為の究極の会話術
恋愛において大きなポイントはやはり会話にあるといってもいい。全ては、ここから始まるからだ。モテたければ、まず会話のスキルを学ぶことだ。会話のスキルと言っても、それほど難しいことではない。人の心を掴むには相手の話を聞くことが重要だ。人の心を掴むには、真剣に興味深く相手の話を聞くことだ。相手の話を聞くということは、相手のことを認めることでもある。(内田游雲)
まず最初に好意を伝えること
恋愛において、最も大きなポイントはやはり会話にあるといっても過言ではない。全ては、ここから始まるからだ。だから、モテたければ、まず会話のスキルを学ぶことだ。会話のスキルと言っても、それほど難しいことではない。いくつかのポイントを抑えておくだけで十分だ。
まず、いいなと思う相手と恋愛関係に発展させるために、最初にやるべきことは、その相手に好意を伝えるということからだ。
「好きです」
「君をもっと知りたい」
どのような女性であっても男性からそう言われれば嬉しいものだ。
「ずっと前から好きでした」
こんな言葉も使える。そんなことを言ったら、引かれてしまうかもしれないと感じるかもしれないが、気にする必要はまったくない。たとえ、結果として引かれても気にしないことだ。
そもそも、最初にこれをやらないから恋愛がスタートしないのである。
「付き合おう」と言わない
ここでのポイントは、ただ伝えるだけだということにある。絶対に付き合おうとかは言わないようにすることだ。
「僕と付き合って欲しい」
こうした告白は、相手に白黒つけさす行為となる。
「あなたのことが好きです。僕と付き合ってください」
そう言われたら、女性がどう思うかを考えてみればいい。この場合の、反応は、たいてい次のようになる。
もし、まだ、それほどあなたに好意を持っていなければ、
「ごめんなさい」
そう断られることになる。
ここでのポイントは、ただ伝えるだけだということにある。絶対に付き合おうとかは言わないようにすることだ。
「僕と付き合って欲しい」
こうした告白は、相手に白黒つけさす行為となる。
「あなたのことが好きです。僕と付き合ってください」
そう言われたら、女性がどう思うかを考えてみればいい。この場合の、反応は、たいてい次のようになる。
もし、まだ、それほどあなたに好意を持っていなければ、
「ごめんなさい」
そう断られることになる。
もし、あなたに好意を持っていても、いま誰かと付き合っているならやはり、
「ごめんなさい」
と断られる。
たとえ、今の男と別れようかなと迷っていても
「ごめんなさい」
と断られる。
さらに、今は、だれかと付き合いたいとか思っていない気分の場合も
「ごめんなさい」
と断られる。
人は、そもそも環境を変えられない動物なのだから、「Yes」という返事は、なかなかしにくいものだ。結局のところ、こうした告白するとかなりの確率で断られることになる。
「Yes」という返事が返ってくる時は、今現在、あなたのことが好きで、他に誰も付き合っていない状態で、さらに誰かと付き合いたいと思っている、そんな極めてまれな状態のときだけだからだ。
それ以外は全部アウトになる。
そんな確率の低いギャンブルに手を出す必要はまったくない。
未来にチャンスを残しておく
さらに、告白した結果、もし断られたら、この時点で、未来の全ての可能性を閉じてしまうことになる。将来的に、女性の気持ちが変わるチャンスを自ら捨てている。それって意味あるだろうか。
ドラマや映画の影響かもしれないが、恋愛は、告白しないといけないと思っている節がある。男女問わず、多くの人が告白することから恋愛が始まると思い込んでいる。
これが、大きな間違いなのだ。
恋愛において、告白というのは単なる確認作業でしかない。
「私はあなたが好きですが、あなたはどうですか?」
こう言っているだけだ。
そして、その結果、ほとんどが撃沈することになる。
だから、ここで明確にしておくが、告白なんか全く意味がない。それどころか、むしろ害になるからしないほうがいいものである。
それでは、「好き」と言わないほうがいいのかというとこれはまた別だ。
一方的に「好き」と言ってもかまわない。
「好き」と言われて嫌な気がする女性は一人もいないからだ。
ポイントは、相手に選択を迫らないことである。
決断を迫れば、どうしてもノーという回答が返ってくることになるからだ。
「他に会う人いるの?」
ときかれたら
「いるけど、君といる時は特別」
「あなたは一番大切な女性」
とにかく、私はあなたが好きで、あなたがオンリーワンの女性であることだけをただ伝えるだけでいいのだ。
笑顔と真顔の使い分け
この時に、大事なことは真顔で伝えることだ。照れてニヤニヤしていてはダメだ。それでは、信用されない。
これは、恋愛に限らず会話において大事なことで、重要な事は真顔で真剣に伝えることである。
恋愛においては、
「あなたが好き」
ということを真顔で真剣に伝えることだ。
普通の会話の時は、笑顔が大事になるが、とにかく「好き」ということを伝える時は真顔で伝える。
これは、普段の会話から意識しておくことがスムーズにできるようになるコツだ。この時のために重要な事は、真顔で伝える癖をつけておくことだ。
普段のこうした練習で、会話力は格段に上がるものだ。
「聞く」9割、「話す」1割
人の心を掴むには相手の話を聞くことが重要だ。
人の心を掴むは、真剣に興味深く相手の話を聞く。相手の話を聞くということは、相手のことを認めることだ。
しかし、なかなか自分の事を聞いてくれる人は少ない。特に、自慢話など誰も聞いてくれない。しかし、人が一番聞いてほしい話は自分の自慢話だ。
人は、誰でも本当は自慢をしたい。誰もが、自分は話したい。自慢したい。こう思っている。
しかし、他人の話は聞きたくないし、自慢話なんてもっと聞きたくない。だから、女性にとっても自分の話を、真摯に聞いてくれる人はとても魅力的なのだ。
ここで、気を付けなければいけないのが、相談に乗ってしまうことだ。女性が悩みを打ち明けるときはそもそも答えを求めていない。答えは既に自分の中にあって、ただ聞いてもらいたいだけだ。
ここを間違えないようにすること。下手に、相談に乗ると、かえって煙たがられるものだからだ。
とにかく相手を褒め続ける
会話を盛り上げるこつ、あるいはきっかけをつかむコツは、まず相手の女性を褒めることだ。褒められて嫌な気分になる人間はいない。
ただこのときに、「奇麗だ」と褒めることはダメ。これでは、褒めていることにならない。全ての女性は容姿になんらかのコンプレックスを持っている。だから、奇麗だね~と褒めても、ただのお世辞だと感じてしまうからだ。
褒めるときは、パーツを褒めるようにすればいい。ただこの時も、いきなり褒めてはいけないパーツがある。それが、「唇」や「匂い」、「肌」もダメだ。これらのパーツは、パーソナルリスクゾーンと言われる「縄張り」だ。つまり、性的関係を連想させてしまうので、いきなり踏み込んではいけない領域なのだ。
もちろん、関係が進展してからは、褒めたほうがいいのだが、いきなり立ち入ってはいけない。これをやると、褒めることが、警戒につながり嫌悪感を持たれてしまうことになる。
まだ、関係が進んでいない時期にお勧めは、
「目がきれいだね」
という褒め言葉だ。これは、言われた方もうれしいし、なにより、見つめ合う時間ができるのが大きい。
「カサブランカ」という映画で、パリ時代のことを回想するシーン の中で、二人でシャンペンで乾杯をする場面が出てきます。その際に、リック(ハンフリー・ボガード)がイルザ(イングリッド・バーグマンが言う言葉「Here ‘s looking at you, kid.」(君の瞳に乾杯!)は、まさに、この見つめ合うための言葉なのだ。
会話力を上げるには、こうしたドラマや映画を参考にすると、最高のお手本がそこにある。
他にも、ファッションを褒めることなども効果的だ。
ただし、この時も胸元などの、性的な連想をさせる部分を褒めないように注意することだ。こうした部分を褒めることは、下心ありと思われ、警戒感を持たれる事につながる。くれぐれも注意をする必要がある。
子供の頃の話は最終兵器
そして、最後のポイントは、子供の頃の話を引き出すことだ。幼いころの話は、今につながっている。今の相手を作り上げているのが、これまでの記憶なのだ。特に、記憶の奥底に沈んでいる感情を引き出せれば、相手は勝手に崩れていく。
人間というのは、そのままでは感情的に安定していて、誰かを好きになるということはあまり起きない。誰かを好きになる時には、たいてい感情のバランスが崩れてしまい、それを補完するために、好きという感情が沸き起こってくるものだ。だから、安定している状態では、女性はあまり恋に落ちたりすることはない。
女性を落すためには、まずこの感情に揺さぶりをかける。これは、とても簡単で、相手の子供時代の話をただ聞き出すだけだ。だれでも、子供時代の記憶には、いい事と悪いことが入り混じっている。
辛かったこと、恥ずかしかったことなどが記憶の底に大量に埋もれている。この感情を思い出させ引き出すことで、勝手に感情が揺れてしまう。あとは、そこに共感し受け止めてあげるだけで、ほとんどの女性は恋に落ちていく。
これをやるためには、まず、自分の子供時代の辛かったこと、恥ずかしかったことを打ち明ける必要がある。相手の心を開きたければ、まず自分が裸になる必要がある。
これさえできれば、恋愛は難しいものではなくなるはずだ。